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部活動 : 2019年2月 アーカイブ

 2月21日、ナショナルジオグラフィックのサイトに「【動画】生命誕生 1個の細胞が孵化するまで」が公開されました。なんと、イモリ発生のタイムラプス映像です!

 「Becoming(ビカミング)」は、写真家で映像作家のヤン・ファン・エイケン氏が制作した、イモリの受精卵が孵化するまでのタイムラプス映像作品です。

 数週間かかる卵の発生を6分間に短縮した短編フィルムです。

 イモリファンのみなさん、ぜひご覧ください。

 

 そして本校自然科学部の「イモリの発生」シリーズも併せてご覧ください。

 本校の作品も負けていません! 

 本校の作品は「とやまデジタル映像ライブラリー」で公開されています。

 タイトル名をクリックすると、公開サイトにリンクしています。

 

イモリの発生」  (制作・ナレーション:金山美和子)

続・イモリの発生」(制作:自然科学部, ナレーション:金山美和子)

イモリの発生Ⅲ ~タイムラプスで追うイモリの発生~」(制作・ナレーション:自然科学部)

イモリの発生Ⅳ ~生命の神秘 発生~」(制作:自然科学部, ナレーション:放送演劇部)

 

 ちなみに、イモリの発生Ⅲは、Ⅳともに、本来はハイビジョン画質なのです。掲載されている動画のサイズが小さいことはご容赦ください。

 また、イモリの発生Ⅲには英語版もあります(未公開)。

 

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 平成31年2月15~16日、福井商工会議所で行われた、第4回全商北信越地区高等学校情報処理競技大会で本校情報クリエイト部が団体で初優勝することができました。個人では、蟹谷さん(2年生)が準優勝しました。優良賞に西さん、加藤さん、若田さん(2年生)が選ばれました。

 

 情報処理競技大会は、Ⅰ部 関連用語とデータベース、Ⅱ部 表計算とアルゴリズム の問題を各40分で筆記にて回答します。北信越大会は、各県予選で入賞した高校(16校、50名)が出場し、団体では、チーム上位3名の合計点で競います。

  

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 本校情報クリエイト部の3年生3名(徳堂さん、三ッ塚さん、山本さん)が、日本情報処理検定協会(愛知)が主催する情報処理検定全8種目で1級以上取得し、検定協会から会長特別賞を受賞しました。

 検定協会が実施する検定は、日本語ワープロ、情報処理技能検定(表計算)、(データベース)、文書デザイン、ホームページ作成、プレゼンテーション作成、日本語スピード、英文スピードの8種目です。部員らは、1年次より部活で練習をしコンピュータスキルを検定を通して身につけてきました。

 本校では、これで特別会長賞9年連続計25名受賞しました。

2月9日(土)に県室内ジュニアテニス選手権大会が行われました。結果は以下の通りです。この後全国選抜まで1ヶ月あまり、それに向けて準備をしたいと思います。

優勝 上村 海翔  ベスト4 銘形 剛希

 富山第一高等学校自然科学部顧問の氷見栄成です。

 富山県内最初の2030SDGs公認ファシリテーターとして、これまでに13回のカードゲーム体験会を開催してきました。

 (「2030 SDGs」については「一般社団法人イマココラボ」のサイトをご覧ください)

  

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 (ゲームルールの説明)

 

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 (富山市SDGs推進フォーラムでのパネル展示のようす)

 

 

 今回は、富山第一高校自然科学部とSDGsの関わりについて、2つの活動事例をまとめました。

 イメージをお伝えするため、写真中心のページとなっています。

 

《有峰森林群落のフィールドワーク × SDGs「15 陸の豊かさも守ろう」》

 研究の目的は以下の通りです。

 有峰湖は、富山市の南東に位置するダム湖です。森林面積は4,447haで、88%は天然林からなります。ダム湖面の標高は1150mであり、暖かさの指数WIが 59.8であることからバイオームは夏緑樹林(極相樹種:ブナ)に属する場所です。有峰の森林は昭和30年代のダム建設時の伐採後に遷移が進み、現在は立地環境に応じた多様な群落が成立しています。

 森林総合研究所の報告によれば、温暖化に伴って今世紀末までに日本のブナ林の約90%が消失すると予測されます。有峰湖は富山市民の上水道水源として、農業・発電用の水源として重要です。もし有峰の森林が変わると、私たちの生活に大きな影響が生じると予想されます。森林の適切な保全のためには、まずその状況を正確に把握しなければならないと考えます。そこで私たちは、主にブナ林とミズナラ林を対象に方形区毎木調査を行い、有峰の森林の基礎データを報告することにしています。

 この調査は、直接森林の保護に結びつくものではありませんが、長期的にブナ林がどのように変化していくかを見るうえで意味のあるデータを提供できると思っています。その意味で、「15 陸の豊かさも守ろう」に紐づく活動と考えています。

 

〔2018年11月10日 富山県自然科学部研究発表会のポスター〕

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 2018年の学びの森の活動中、有峰湖北西の谷筋において大規模な倒木が起こっていたことを発見しました。熱波、強風、豪雨等の異常気象が増加していることを考えると、有峰の森林が安定した状態で保たれるとは思えません。継続的な観察が必要と考え、今後も研究を継続します。

 

 

〔2018年8月24日 日本進化学会でのポスター発表(東京大学駒場キャンパス)〕

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《自然科学部生徒研修会(2019.1.27)》

 2019年1月27日(日)に富山県自然科学部生徒研修会が開催され、県内の科学系部活動の生徒と教員が、カードゲーム「2030 SDGs」を体験しました。

 本校からは、1・2年生あわせて10名の生徒が研修会に参加しました。

 

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 本校の自然科学部員はこれまでに数回経験していますが(多い生徒で3回も)、今回は次の2つを目的として参加しました。

 ① 他校の生徒と親睦を深める。

 ② SDGs 17のゴールの実現に向けて、実際に進行している社会プロジェクトが

   どのようなものかを学ぶ。

 

 〔活動の様子〕

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  (個人が特定されないよう画像を加工しています)

 

 今回の参加校は、本校の他に富山国際大学付属高等学校、滑川高等学校、上市高等学校でした。 教師と生徒を合わせて33名の参加者であり、2つのカードキットを使っての2世界同時の展開(パラレルワールド)となりました。

 前半8分 ⇒ 202X年の中間発表 ⇒ 後半15分 ⇒ 2030年の最終発表 を経て、次の結果となりました。

 

 [ ワールド A ]              

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 [ ワールド B ]

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 なんと、2世界とも全達成となりました。

 これは、今回で4度目のゲーム体験となる生徒が、経済の暴走を防ぐために他校の参加者に積極的に働きかけ、環境と社会が回復不可能な状態に陥るのを防いだためと考えられます。初めての参加者が多い場合は一般的に経済優先型の世界になりがちですが、そのようにならなかったことはユニークな結果と言えます。

 現実の世界にも、経済・環境・社会のバランスを意識してリーダーシップを発揮できる人が増えなければなりませんね。このゲームを経験した生徒達が、協働で社会課題を解決できる立派な大人に成長することを期待します。

 

 活動の振り返りは、未来型読書法である「アクティブ・ブック・ダイアローグ®」(ABD)による学び合いでした。今回活用した本は、『未来を変える目標 SDGs アイディアブック』(一般社団法人 Think the Earth)です。各ゴールと関連した社会行動を学び、リレープレゼンを行いました。初めての活動で戸惑う生徒もいましたが、参加者全員が頑張っていました。科学部の活動においては、ABDはプレゼンテーション力の向上に有効な手法であると再認識させられました。

 

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 今回紹介するのはここまでです。

 その他にも、部活動としては「13 気候変動に具体的な対策を」に紐づく気象研究(台風に関連した研究)も行っています。

 森林・気象研究ともに進展が見られたら次の記事を掲載しますので、お楽しみに!

 

 

 

 

 

 2月2日(土)・3日(日)に砺波市庄川体育センターで行われた平成30年度北信越高等学校剣道新人大会(第28回庄川清流杯北信越高等学校剣道新人大会)に、男子団体が出場しました。

 

予選リーグ(3校)で1位になったチームが2日目の決勝トーナメント(8校)に上がることができます。

リーグ結果は以下の通りです。

 

 本  校 0-5 新潟商業

 本  校 0-5 佐久長聖

 新潟商業 2-1 佐久長聖

 

 リーグ3位で敗退

 

 2校とも全く歯が立たず、非常に悔しい思いをしました。新年度に向けてがんばっていきます。

 

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