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学校トピックス

犯人を特定せよ!鑑識のPCRを体験(2年/生物)

2024年10月11日

先日、今年のノーベル賞受賞者が発表されましたが、1993年にノーベル化学賞を受賞したマリス博士によって開発されたのが「PCR法」です。

新型コロナの検査でもおなじみとなったPCR法ですが、ウイルスや犯行現場、環境中にあるような微量のDNAでも、それを大量に増やして調べることができる技術です。医療診断の他にも、遺伝子地図作成やDNA配列決定、犯罪捜査や野生動物調査など、今では幅広く応用されています。

DNAを取り出11す.jpeg2年の生物の授業では、このPCRの実験を行いました!犯行現場に残された毛髪から取り出した微量のDNAが、唯一の手掛かり。容疑者は4人(A~D)。この微量のDNAをPCR法でうまく増幅し、容疑者のDNAと比較することで、犯人が特定できます。(あくまで授業上の設定です・・・)

慎重に・・・.jpeg

ミスが許されない鑑識の仕事。生物室に緊張感が漂う中、ピペットを握ります。

ピペットでゲルにDNAをアプライ.jpeg

DNAのサンプルをゲルに注入して、電気泳動し、バンドを比較すると・・・犯人は「容疑者Cだ!」

今回の実験では、どの班の結果も一致し、無事に犯人を特定できました。

結果をみんなで確認犯人は誰だ?.jpg

理科では、PCRを始めとしたさまざまな実験を積極的に取り入れた授業を展開しています。

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