命を守る判断、行動を。
地震や水害などの非常時において、自らの命を守るための判断と行動を身につけることを目的に、全校避難訓練を実施しました。今回の訓練は「地震の発生」を想定し、揺れに対する初期対応(防御姿勢の確保)から、安全確認後のグラウンドへの避難および点呼までの一連の流れを確認しました。全校生徒1,200名が参加し、避難完了までに要した時間は4分42秒。目標としていた「5分以内の避難」を達成しました。

災害はいつ起こるかわからない。
生徒たちは真剣な態度で訓練に臨み、日頃からの防災意識の高さがうかがえる結果となりました。能登半島地震の記憶もまだ鮮明に残る中、同様の災害がいつどこで起こるかは予測できません。大切なのは、普段から「自分ならどう動くか」を考えておくこと。決められた行動をただ繰り返すのではなく、状況に応じて最適な判断を柔軟に下す力が求められます。
本校では今後も、災害時に冷静かつ安全に行動できる力を養うため、継続的な防災教育と訓練を行ってまいります。
