真正面から学習に向きあう3日間
夏休み後半の特別授業が始まりました。S特別進学コース、特別進学コースの1・2年生では、2泊3日の「スタディキャンプ」を開催しました。まっすぐに学習に取り組む時間を確保し、仲間とともに学びに向き合う濃密な3日間。頑張り抜いた経験は、学力の土台をつくるだけでなく、共通の目標を持つ仲間同士の信頼を深める時間にもなりました。

学問に王道なし
スタディキャンプの1つの柱が、効果的な学習法を確認し、基本を徹底すること。繰り返し復習し、理解を定着させる。その地道な積み重ねが学力を大きく伸ばす鍵であることを、実感をもって学びました。また、ペアワーク、グループワーク、個人学習など、多様な学習スタイルで集中力を維持しながら、それぞれのシーンに合った学習方法を取り入れた学習を展開しました。

実践型プログラム
演習問題を繰り返し解く「実践型プログラム」も、スタディキャンプならではの特徴です。普段の授業では時間の制約で取り組みにくい単元別集中学習を実施。同じ分野を徹底的に演習し、解法を体に染み込ませることで、確実な理解と応用力を培いました。
「できなかった問題が解けるようになる」達成感は、生徒たちに大きな自信を与えます。難しい課題に挑み続ける姿勢を通じて、入試や将来の学びに必要な“粘り強さ”を養うことができました。

自然の中で、リラックスしながら。
1年生は黒部、2年生は立山と、それぞれ豊かな自然に包まれた環境で実施。静かな空気の中で学習に集中できるだけでなく、自然の中で心身をリフレッシュしながら学びに臨めるのもスタディキャンプの魅力です。さらに、生物の野外実習では、森林の動植物を観察。五感を使った体験的な学びを通して、「知識が現実世界につながる」感覚を味わいました。

チームで協力して作るカレー
野外炊飯では、薪を割り、火をおこし、仲間と協力して調理。自然の中で味わう手作りカレーの味は格別です。自然の中で自分たちの手でつくり上げた食事は、達成感と楽しさにあふれていました。
調理をとおして役割を分担し、声をかけ合いながら協力することで、チームワークもいっそう強まりました。

