富山第一高等学校

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リーダー育成プログラム Voice of the Future/北欧の民主主義を通して学ぶ

主体的に考え、行動する力を育む

社会の課題を「自分ゴト」として捉え、まずは自分にできることから動き出す。Voice of the Futureは、そんな主体性と探究心を育むことを目的としたリーダー育成プログラムです。
 

県内の高校4校の生徒が交流しながら世界とつながり、自分の身の回りから変化を生み出すことをめざしています。2年目を迎える今年は、6名のTOMIICHI生が参加し、プログラムが始動しました。

対話を通した合意形成

「民主主義は最悪の政治形態である。ただし、試みられた他のすべての政治形態を除いては」──これはイギリスの元首相チャーチルの言葉です。
 

完璧ではないけれど、長い人類の歴史と試行錯誤の末に「もっともまし」とされてきた民主主義。その基本にあるのは、対話による議論の深化と合意形成、そして社会を前進させようとする意思です。Voice of the Futureでは、この「対話を通した合意形成」を学び、実践することを大きなテーマとしています。

民主主義先進国・スウェーデンから学ぶ

民主主義の要は「他者への尊重」と「対話を通じた合意形成」。世界の民主政治ランキングで常に上位にあるスウェーデンとデンマークは、その先進的な実践で知られています。

今年もスウェーデンやデンマークの方々との交流を通じて、成熟した民主主義のあり方を知り、生徒会活動や身近な課題解決につなげていきます。


第1回はの今回は、投票率80%を超えるスウェーデンの選挙や民主主義の文化について学びました。スウェーデンでは政治が「遠い社会の仕組み」ではなく、常に「自分ゴト」として存在しており、高校生も日常的に政治テーマを議論するとのこと。

この学びを出発点に、今後の探究活動が展開されていきます。

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