富山第一高等学校

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アイディア発想の基本を学ぶ/教員研修

教員も、探究者。

TOMIICHIの「総合的な探究の時間」では、生徒が社会に目を向け、自分たちの身近な課題を発見し、解決に挑む課題研究、PBLを行っています。今回の教員研修は、その伴走者である教員自身が「探究する力」を磨く学びの場として実施。SDGsと社会課題に向き合いながら、柔軟に発想し、チームで最適解を導くプロセスを教員自身が体験することが目的です。

カードゲーム型ワークショップ

研修は「アイディア発想の基本」をテーマに、ビジネスカードゲーム形式で実施。教員が10社に分かれ経営者となり、SDGsの視点をもとに社会課題を解決するビジネス創出に挑戦しました。企業間で協業、共同出資、共同プロモーションなどを行いながら、社会的インパクトの大きい事業を構想しました。アイディア発想のプロセスを体験的に学びながら、課題解決への多角的なアプローチを実感しました。

本気の経営戦略会議。

どのチームも本気の経営戦略会議を展開。億単位の資金が飛び交う交渉の緊張感の中、チームごとそれぞれの戦略で事業を創出しました。情報分析に強いグループ、交渉力で他社と連携するグループ、現場を駆け回り提携を進めるグループなど、個性が際立ちました。強制発想法を体感しながら、楽しさの中に本気の学びが生まれ、創造的な発想が次々と形になっていきました。

価値創出できる力を、生徒に。

ゲームでは社会課題に応える事業を多く創出した「(株)ヒミケン」が40億円まで資金を膨らませて、優勝。

今回の研修で教員が体感した「協働」「価値創出」の姿勢は、そのまま生徒たちへのメッセージです。教員自身が楽しみながら学び、発想し、協力し合う姿こそ、探究学習の原点。本校はこれからも、教員がともに学び続ける文化を大切にし、生徒とともに社会に開かれた探究を進めていきます。

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