富山第一高等学校

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富山県科学展にて最優秀賞/自然科学部

多角的な分析が評価された最優秀賞

「日々大量に捨てられている毛髪を、有効に活用する方法はないか。」
そんな身近な問いから、この研究は始まりました。自然科学部で3年間にわたって多角的な分析を行った化学研究の成果が実を結び、 第84回富山県科学展覧会にて、最優秀賞を受賞しました。

公開データだけでも10種類を超える実験

色素の有効利用の方法を探るために発想を次々と広げてさまざまな実験を展開。公開データだけでも10種類を超え、未公開データを含めるとさらに多くの検証を重ねました。立体分子模型を使って分子の特性を考察したり、画像解析アプリで染色度を定量化したりと、アナログとデジタルの両面を活用。幅広いアプローチで探究を深めました。

草木染めの技術も応用

草木染めに用いられる媒染剤の原理を応用できないか、実験産物を石鹸の材料に利用できないかなど、身近な素材や伝統技術に着想を得て、柔軟な発想で研究を継続。探究のタネに地道に向き合い、試行錯誤を続ける姿勢が高い評価につながりました。自然科学部では一人ひとりの探究心を原点に、活動しています。

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