富山第一高等学校

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富山県高校演劇研究発表大会・優秀賞受賞/演劇部

舞台は、「観客席」だけ

演劇部は、第68回富山県高等学校演劇研究発表大会で優秀賞を受賞しました。自作脚本によるオリジナル作品は、バレーボール県大会の決勝戦会場、その観客席のみを舞台に展開。いたってシンプルな舞台空間の中で、生徒たちの心の動きや人間関係の変化を巧みに描き出し、観る人の想像力を刺激する作品となりました。

想いが交錯する青春群像

応援に集まった生徒たちは、それぞれが抱える葛藤や不安、過去、そして現在の傷を胸に抱えています。応援という行為を通して、仲間の想いや背景が徐々に表出し、ぶつかり合い、心を通わせていく姿が印象的です。逆境の中で戦うバレーボール部の姿に、応援していた生徒たちが前を向く力をもらいます。

これって、TOMIICHI?

観客からは「心を動かされた」「バレーボールのプレーが目に浮かぶようだった」とのコメントが。劇中に「これって、TOMIICHI?」と思われるシーンがたくさんちりばめられ、高校生活のリアルな青春をそのまま舞台に落とし込んだ本作。生徒自身の手で紡がれた脚本だからこそ描けた、等身大の高校生目線の世界で、大きな共感と感動を届けました。

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