世界から学ぶ民主主義
民主主義を切り口に、未来を描く探究プログラム、Voice of The Future 2026。10月のセッションでは、Hilleroed Tech Highのマート先生との本校での交流を通して、デンマークの高校生活や高校生の意識の実情を学びました。日本の「当たり前」を疑い、世界の事例から民主主義を捉え直す視点を養いました。
探究の成果をプレゼン
各学校で設定した探究テーマについて、県内4校の高校生が集まり、県議会議員6名の前で探究成果発表と課題の提言をおこないました。「若者が投票したいと思える、魅力的な投票方法とは何か。」これがチームTOMIICHIの設定した問いです。学校ごとに異なる切り口や視点に刺激を受け、課題を複眼的に捉える気づきがありました。
県議会議員と対話
県議会議員の皆さまを囲んだ対話では、オンライン選挙を導入する世界で唯一の国であるエストニアの事例をもとに、利点だけでなく課題についても議論を深めました。また、「ギャップイヤー」などデンマークの制度にも話題が及び、自分の未来を主体的に選ぶために必要な経験や仕組みについて、議員の方々とともに考える時間となりました。学校の枠を越えた多様な対話が、生徒たちの視野を大きく広げました。本セッションにご参加いただいた県議会議員の藤井大輔様、OBとして温かい励ましをいただいた尾山謙二郎様をはじめ、議員の皆さま、株式会社Laereの皆さま、県内高校の皆さまに心より感謝申し上げます。
