探究の成果を発表
県内の高校生が集う、とやま探究フォーラム・DXハイスクールフォーラムが富山大学において開催され、TOMIICHI生が日頃の探究活動の成果を発表しました。
2年の「総合的な探究の時間」では、PBL(Project Based Learning)を通して、生徒一人ひとりの興味・関心を起点に探究を進めています。今回のフォーラムは、その中間的な発表の場として位置づけ、探究の成果を外部に向けて発信しました。
データで世界を読み解く
本校はDXハイスクールとして、Tableauを活用したデータサイエンス基礎カリキュラムを実施しています。単にデータを「見る」「処理する」にとどまらず、データから意味を読み取り、自分の言葉で語ることを重視した学びです。
Tableauの大きな特長は、直感的な操作性と高い可視化力にあります。大量のデータをもとにドラッグ&ドロップで多様なグラフを作成でき、データ同士の関係性や傾向を瞬時に捉えることができます。「データが語り始める」感覚をつかみやすく、生徒の思考を力強く後押ししています。
身近な問いから
フォーラムで発表したチームの1つは、「スマートフォンの価格がなぜ年々高騰しているのか」という身近な疑問から探究をスタートさせました。日常的に使っているからこそ感じる違和感を出発点に、複数の仮説を立て、仮調査を実施。その中で、レアアース・レアメタルの価格変動が影響しているのではないかという仮説に着目し、データ分析を本格化させました。
データ×プログラミング×AIの実践
分析にあたっては、オンライン上に存在する大量のデータを扱う必要がありました。そこで生徒たちは、1年次の「情報Ⅰ」で学んだ知識を生かし、PythonによるWebスクレイピングに挑戦。コード作成にはChatGPTも活用し、プログラムの骨格を生成したうえで、自分たちで修正・検証を重ねました。データサイエンス、プログラミング、生成AIを横断的に用いた、DXハイスクールならではの実践となりました。
またフォーラムでは、他校の生徒や教員との交流を通して、多様な探究成果に触れ、生徒にとって視野を広げる貴重な学びの機会となりました。
