富山の東端、宮崎海岸へ
自然科学部では、この春、海と山をめぐるフィールドワークを実施しました。訪れたのは、富山県東端の宮崎海岸、通称「ヒスイ海岸」。ヒスイ原石が見つかることで知られる美しい海岸です。
探究心くすぐる岩石
宮崎海岸ではヒスイだけでなく、ひとすくいの手の平の中にも実に多様な種類の岩石が見られます。また、ヒスイの供給源については諸説があり、明確にわかっていません。姫川の上流から流れ着くという説、海底の蛇紋岩層に由来するという説などがあります。そんな探究心くすぐる春の海で、宝探しのように岩石採取を行いました。
見つかった、ヒスイ
押し寄せる波に負けじと水の中に入った努力の結果、さまざまな岩石を採取できました。
磁鉄鉱を多く含むため、磁石にくっつく蛇紋岩、苔のような斑が特徴的なフォイト電気石、純度の高い石英の結晶など。
そして、念願のヒスイの原石1個を見つけることができました。
次の探究のヒントを求めて
次に向かったのは、宮崎鹿島樹叢と呼ばれる照葉樹林帯です。暖温帯に見られる照葉樹林の北限が、実は富山県朝日町周辺にあります。自然科学部のフィールドワークで普段見慣れている夏緑樹林とは異なり、厚く光沢のある葉が特徴的でした。
海洋プランクトンの研究も始まる
さらには、富山湾の海水中に生息するプランクトンについての研究を行うため、海水を採取し持ち帰りました。どのような研究が始まるか、今後が楽しみです。
自然科学部では、一人ひとりの探究心を大切にさまざまな研究をおこなっています。ワクワクすることを一緒に探究しましょう。興味のあるTOMIICHI生は、地学室でお待ちしています。
