全国の舞台で特別入賞
青森県弘前市で開催された「第25回全国高校ファッションデザイン選手権大会(ファッション甲子園)」の最終審査会に、本校美術コースの3チームが出場しました。その中で、3年生の山本菜々望さん、高島鈴羅さんのチームが、審査員特別賞「原由美子賞」を受賞しました。本校からの入賞は5年ぶりとなります。
狭き門を突破、3チームが全国へ
ファッション甲子園は、毎年多数の応募の中から、一次審査を通過したわずかなチームだけが全国の舞台に立つことのできる、非常に狭き門です。今年は全国30都道府県73校、1,072チームから1,715点ものデザイン画が寄せられ、その中から最終審査に進んだのは32チーム。そのうち3チームがTOMIICHIから選出されました。
「きときと」に詰め込んだ富山愛
受賞作品のタイトルは「きときと」。
「おわら風の盆」の編み笠をイメージした素材をワンピースに取り入れ、富山の春を彩る「春の四重奏」の鮮やかな色彩を傘で表現するなど、富山ならではの風景や文化を一着の衣装に凝縮しました。最終審査はファッションショー形式。高島さんが完成した衣装を身にまとってランウェーを歩き、デザインだけでなく、衣装の完成度やステージ上での表現まで含めて審査されました。
デザインを形に。
作品づくりが本格化したのは夏休み。素材の質感や動きを生かすため、切り方や重ね方を工夫しながら、こつこつと試行錯誤を重ねました。思い描いたデザインを少しずつ形にし、富山らしさを一着のドレスへ。デザイン画から始まったアイデアが、全国のランウェーへとつながりました。
表現の、その先へ
デザインの起案、構想、ビジュアル表現、そしてそれを立体的なドレスへと組み上げていくまで、一連の創作プロセスが求められるファッション甲子園。平面のアイデアを実際の作品へと形にする過程で表現の幅を広げ、今後のさまざまな創作活動にもつながる貴重な経験となりました。
TOMIICHI美術コースでは、手を使って考え、つくり、多様な表現に挑戦する中で、生徒一人ひとりの感性を育んでいます。
