富山第一高等学校

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富山県科学展覧会 最優秀賞(3年連続)

3年連続の最優秀賞

第85回富山県科学展覧会および 第70回日本学生科学賞富山県予選大会において、TOMIICHI自然科学部の研究が、最優秀賞を受賞しました。本大会での最優秀賞受賞は、3年連続となります。
 

<研究タイトル>
ギャップ形成で森林構造と土壌動物相はどのように変化したか

~15年間にわたるブナ林の調査~


<受賞者>

永井茜 (研究代表者、2年特進コース)

中林ちひろ (2年美術コース)

野尻花菜子 (2年特進コース)

永石真優 (2年美術コース)

太田佳希 (1年総合コース)

姫野晴也 (1年特進コース)

生態系の姿をとらえる

森林は、樹木や草本などの植物だけでなく、土壌中に生息するさまざまな動物など、多くの生物が関わり合って成り立つ生態系です。今回の研究では、森林内で樹木が倒れるなどして林冠に隙間が生じる「ギャップ形成」に着目しました。
 

ギャップ形成によって森林内に差し込む光の量が変化すると、植物の分布や森林の階層構造はどのように変わるのか。さらに、そうした植物群落の変化が、土壌中に生息する動物たちとどのように関係しているのか。光環境や植生の種構成、階層構造の変化といった森林の植物の変化にとどまらず、植物と土壌動物とのつながりにまで研究の対象を広げ、森林を一つの生態系としてとらえた研究です。

15年間の継続調査が明らかにする森林の変化

本研究のもう一つの大きな特徴は、15年間にわたる継続的なフィールド調査です。森林は、季節ごとの変化に加え、樹木の成長や枯死、世代交代など、長い年月をかけてその姿を変えていきます。こうしたダイナミックな変化は、短期間の観察だけでは十分に捉えることができません。同じ森林を長年にわたって調査し、データを積み重ねることで、初めて見えてくる変化や生物同士の関係があります。
 

森林の成り立ちや生物多様性への理解を深めることはもちろん、気候変動や森林環境の保全を考えるうえでも、こうした長期的な基礎研究には大きな意義があります。長年にわたる継続的な調査と、植物から土壌動物までを結びつけて森林の変化を捉えようとする研究の視点が、今回の成果につながりました。
 

TOMIICHI自然科学部は、これからも自然の中で生まれる疑問を大切にし、フィールドワークと科学的な分析を通じて、自然界のしくみの解明に挑戦していきます。

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