教育基本方針・特色・校歌
校訓・校章
校訓は、創校日浅い頃、河合理事長が松村謙三先生に、本校生徒の終生座右にすべき訓えをお願いされたところ、「剛健」と大書して下さったものであり、現在講堂の正面に掲げてあります。
松村謙三先生は、郷土富山の先覚者であります。また清節の政治家として著名な方であり、文部大臣としてもご活躍なさいました。先生はお心の中で「日本の将来を守る青年に必要なものは剛健の一語にある」とお考えになってお書き下さったものと思われます。
剛健の語は、易経の文言伝の「大いなる哉、乾や、剛健中正、純粋にして精なり」より取られたものであります。
本校の校章は、3個の大きなペン先と3個の小さなペン先を交互に放射状にあしらい、その中央に「高」の字を配しております。ペン先は学校を象徴し、3個はそれぞれ「知徳体」の三育と、それによって形成せられる「智仁勇」の生徒像を意味しております。「高」の文字は単に高等学校を示すばかりでなく、高きを望む青年の練体磨心の姿をあらわしています。
教育基本方針
《理念》
- 国と郷土を愛し、日本国民の自覚と誇りを持つ。
- 父母を敬い、感謝の念を持つ。
- 道徳を身につけ、社会に貢献する。
- 心身ともに健康で強く、勤勉を旨とする。
- 国際理解を深め、平和に寄与する。
《実践》
- 授業を第一とし、学力の向上を図り、知性を育む。
- 長所や才能を見出し、伸ばす。
- 厳格な指導を通じ、規律と礼儀、品格を身につける。
- スポーツを推奨し、スポーツマンシップと気概を培う。
- 自己を確立し、理想や志の実現へ向け邁進する。
スクールポリシー
グラデュエーション・ポリシー
本校ではこのような人を育てます- ・高い志を持ち、自らを律し、夢の実現に向け努力と挑戦を続けられる人
- ・礼儀と規範意識を身に付け、心身ともに逞しく品格のある人
- ・多様な価値観を尊重し、仲間と協働して新しい未来を創造できる人
- ・人とのかかわりに感謝し、地域と国の発展に貢献できる人
カリキュラムポリシー
本校ではこのような学びを行います- ・コースの特長を活かした教育課程を編成し、生徒一人ひとりの目標に応じたきめ細やかな指導を実施する
- ・確かな学力の定着のため、ICTを積極的に活用するとともに、丁寧かつ質の高い授業を行う
- ・心の豊かさや規範意識の醸成に取り組む
- ・生徒が主体となって取り組む学校行事および課外活動の充実を図る
- ・自ら課題を見出し、解決策を提案する探究学習を通して、問題解決能力を育成する
アドミッション・ポリシー
本校はこのような生徒を求めています- ・向上心を持ち、目標に向かって真摯に取り組むことができる生徒
- ・基本的生活習慣を身につけ、規律ある学校生活を送ることができる生徒
- ・異なる個性を認め合い、周囲と良好な関係を築くことができる生徒
- ・身のまわりに広く関心を持ち、積極的に活動できる生徒
教育の特色
- 適性・能力・志望を生かし、身についた学力を育てる。
- 男女共学制のもとに自主性と連帯感を育てる。
- 学校規律・生活規範を遵守し、健康にして明るい徳性を育てる。
いじめ対策基本方針
校歌
校歌は本校創立5周年記念事業として制定されました。
作詞者は、元本校教諭柚木武夫先生、作曲者は、当時奥田中学校教諭佐藤進先生であります。
作詞にあたって柚木先生は、富山第一を単なる校名としてでなく、富山第一等の学校であるようにとの念願のもとに、青年の理想と努力を格調高くうたい上げられました。
作曲は、立山連峰の稜線の起伏、常願寺川の清流の緩急をリズムにのせ、清純にして強く逞しい青春の気を横溢させるよう、佐藤先生がご苦心されたものであります。
富山第一高等学校校歌
一、
新たなる 生命あふるる
富山第一
けだかくも 清く雄々しく
天空に そそる立山
ま向ひに 仰ぎて挙る
若人われら
希望高く 純潔に生く
ああ青春の尊さよ
二、
逞ましき 力みなぎる
富山第一
高鳴りて山ゆき野ゆき
有磯に躍り入る川
ほど近く 臨みて結ぶ
若人われら
意志かたく奮励やまず
ああ若き血潮たぎるかな