8月20日(日)青森県弘前市で開かれた「第17回全国高校ファッションデザイン選手権大会(ファッション甲子園)」で美術コースの3年生、吉野菫(すみれ)さんと坂本星音(あまね)さんのチームがみごと優勝しました。
この大会では、高校生がデザインした衣装をチームの1人がモデルとなって披露し、アイデアや感性、できばえを競います。今回は40都道府県の126校1605チームから3000点を超えるデザイン画の応募がありました。20日は5月の1次審査で絞られた35点が弘前市民会館を会場にファッションショー形式で披露され、プロデザイナーなどによる審査が行われました。
吉野・坂本チームの作品タイトルは「溶解」。2人は「コンプレックスがあっても、それぞれが持っている内面の美しさを表現したい」とデザイン画(写真)を制作、1次審査後はそれをもとに、布を切り貼りしたり裏地に模様を描き込んだりして衣装を作り上げました。
20日の審査当日はモデルとなった坂本さんが、2人で制作した衣装を身にまとい、およそ1000人の観客の前で堂々花道を歩きました(写真)。
本校美術コースの生徒は毎年ファッション甲子園に作品を応募していて、過去準優勝した実績があります。昨年は3位でした。念願の優勝に輝き、2人は「信じられない!」と手を取り合い喜んでいました。おめでとうございます。