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文化部 : 自然科学部

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活動の様子

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顧問:氷見  河合隆  鈴木

自然科学部は、主に生物・化学・地学分野から各自テーマを決めて観察や実験を行い、その成果を高文祭・科学展・学会高校生ポスター発表会などで発表しています。授業で学ぶ理科とは違い、自分たちの好きな分野を追求することができ、楽しんで取り組むことができます。顧問は3名。専門性を生かし、科学研究の基礎と発表の技法を指導します。

実績

<令和5年度>
第82回 富山県科学展覧会 優秀賞
第35回 富山県高等学校自然科学部研究発表会
 研究発表(化学) 優秀賞(2024ぎふ総文出場決定)
 研究発表(地学) 優秀賞(2024ぎふ総文出場決定)
<令和4年度>
第81回 富山県科学展覧会 最優秀賞・研究努力賞
第34回富山県高等学校自然科学部研究発表会
 研究発表(化学) 優秀賞(2023かごしま総文出場)
 研究発表(生物) 優秀賞(2023かごしま総文出場)
<令和3年度>
第80回 富山県科学展覧会 最優秀賞・研究努力賞
第33回富山県高等学校自然科学部研究発表会
 ポスター発表(生物) 優良賞(北信越大会出場)
<令和2年度>
第79回 富山県科学展覧会 優秀賞,創意工夫賞
<平成31年度(令和元年度)>
第43回全国高等学校総合文化祭(2019 さが総文) 自然科学部門(生物・地学) 出場
第63回日本学生科学賞富山県審査委員会 優秀賞・第78回富山県科学展覧会 最優秀賞 中央予備審査出品
第11回 坊っちゃん科学賞 研究論文コンテスト(高校部門) 佳作
第31回富山県高等学校自然科学部研究発表会
研究発表(地学) 優秀賞(2020こうち総文出場)
ポスター発表(生物) 優良賞(北信越大会出場)
<平成30年度>
第10回坊っちゃん科学賞 研究論文コンテスト(高校部門) 優良入賞
第30回富山県高等学校自然科学部研究発表会
研究発表(生物) 優秀賞(2019さが総文出場)
研究発表(地学) 優秀賞(2019さが総文出場)
サイエンスキャッスル2018関西大会 口頭発表(生物) 優秀賞・長浜バイオ大学賞
<平成29年度>
平成29年度全国自作視聴覚教材コンクール 高等学校部門 [優秀賞]
日本動物学会 第88回 富山大会 高校生によるポスター発表 優秀賞
サイエンスキャッスル2017関西大会  優秀賞
<平成28年度>
 第57回科学技術映像祭 研究開発・教育部門 優秀賞
 第40回全国高等学校総合文化祭(2016ひろしま総文) 自然科学部門 研究発表の部(生物) 最優秀賞および広島大学学長賞 
 平成28年度全国自作視聴覚教材コンクール 高等学校部門 文部科学大臣賞[最優秀賞]
<平成27年度>
 第39回 全国高等学校総合文化祭 自然科学部門 口頭発表の部(生物) 奨励賞
 平成27年度 全国自作視聴覚教材コンクール 高等学校部門 入選
<平成26年度>
 平成26年度 全国自作視聴覚教材コンクール全国自作視聴覚教材コンクール 高等学校部門 文部科学大臣賞[最優秀賞]

コメント

自然科学部は、自然現象や生き物に興味があり、科学研究活動に真剣に取り組みたいという強い思いをもつ人を募集しています。活動は主に月・水・金の放課後で、動物の発生・行動研究、植生調査、分子生物学分野の実験を行っています。夏季には有峰でフィールドワークを行うので、アウトドア好きな人にもってこいの活動です。夏までの研究成果を高文祭・科学展・学会で発表していますが、その準備を通して科学研究の基礎を身につけることができます。また、研究成果を映像化した作品は、科学教材として全国的にも高く評価されています。活動実績は大学の先生方からも評価されているため、理系の進学に有利にはたらきます。部活動を通して、楽しく科学研究の基本を学びましょう。

第47回全国高等学校総合文化祭自然科学部門に出場しました。

生物部門と化学部門の2部門で発表を行いました。各発表では受賞は出来ませんでしたが、これまでに何度も行ってきた練習の成果を十分に発揮することが出来ました。

7/29(土) 生物部門「ライントランセクト法による有峰砥谷半島の植生研究」

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7/30(日) 化学部門「海岸でのマイクロプラスチック調査から考えるプラスチック再利用の方法」

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7/30(日)に行われた巡検研修では、日本の最南端に位置する「地熱発電所」、火山活動で形成されるマール湖の1つ「鰻池」に行きました。鰻池に生息する「生物の観察」、温泉から噴出する蒸気を利用した調理法の「スメ」などの貴重な体験を通し、生徒たちは楽しみながらイキイキと活動していました。7/31(月)は「紙飛行機甲子園」という生徒交流会、そして「宇宙についての記念講演」があり、熱心に講演を聴いていました。

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全国大会の舞台で自らが発表し、他県の優れた発表を目の当たりにし、他県の生徒と交流を深めた経験から、大会に出場した生徒1人1人が大きな学びを得た非常に有意義な大会期間となりました。

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研究成果を第81回富山県科学展覧会に出品しました。

研究テーマ

 ライントランセクト法による有峰砥谷半島の植生研究 ~有峰の樹木マップをつくる2~ 

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2年連続で最優秀賞を受賞することができました。

(同時に第66回日本学生科学賞の県予選も通過し,中央予備審査に出品します)

また,10/14(金)~16(日)において,富山市科学博物館に研究成果を展示しております。お時間のある方は見ていただけるとありがたいです。

 2月21日、ナショナルジオグラフィックのサイトに「【動画】生命誕生 1個の細胞が孵化するまで」が公開されました。なんと、イモリ発生のタイムラプス映像です!

 「Becoming(ビカミング)」は、写真家で映像作家のヤン・ファン・エイケン氏が制作した、イモリの受精卵が孵化するまでのタイムラプス映像作品です。

 数週間かかる卵の発生を6分間に短縮した短編フィルムです。

 イモリファンのみなさん、ぜひご覧ください。

 

 そして本校自然科学部の「イモリの発生」シリーズも併せてご覧ください。

 本校の作品も負けていません! 

 本校の作品は「とやまデジタル映像ライブラリー」で公開されています。

 タイトル名をクリックすると、公開サイトにリンクしています。

 

イモリの発生」  (制作・ナレーション:金山美和子)

続・イモリの発生」(制作:自然科学部, ナレーション:金山美和子)

イモリの発生Ⅲ ~タイムラプスで追うイモリの発生~」(制作・ナレーション:自然科学部)

イモリの発生Ⅳ ~生命の神秘 発生~」(制作:自然科学部, ナレーション:放送演劇部)

 

 ちなみに、イモリの発生Ⅲは、Ⅳともに、本来はハイビジョン画質なのです。掲載されている動画のサイズが小さいことはご容赦ください。

 また、イモリの発生Ⅲには英語版もあります(未公開)。

 

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 富山第一高等学校自然科学部顧問の氷見栄成です。

 富山県内最初の2030SDGs公認ファシリテーターとして、これまでに13回のカードゲーム体験会を開催してきました。

 (「2030 SDGs」については「一般社団法人イマココラボ」のサイトをご覧ください)

  

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 (ゲームルールの説明)

 

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 (富山市SDGs推進フォーラムでのパネル展示のようす)

 

 

 今回は、富山第一高校自然科学部とSDGsの関わりについて、2つの活動事例をまとめました。

 イメージをお伝えするため、写真中心のページとなっています。

 

《有峰森林群落のフィールドワーク × SDGs「15 陸の豊かさも守ろう」》

 研究の目的は以下の通りです。

 有峰湖は、富山市の南東に位置するダム湖です。森林面積は4,447haで、88%は天然林からなります。ダム湖面の標高は1150mであり、暖かさの指数WIが 59.8であることからバイオームは夏緑樹林(極相樹種:ブナ)に属する場所です。有峰の森林は昭和30年代のダム建設時の伐採後に遷移が進み、現在は立地環境に応じた多様な群落が成立しています。

 森林総合研究所の報告によれば、温暖化に伴って今世紀末までに日本のブナ林の約90%が消失すると予測されます。有峰湖は富山市民の上水道水源として、農業・発電用の水源として重要です。もし有峰の森林が変わると、私たちの生活に大きな影響が生じると予想されます。森林の適切な保全のためには、まずその状況を正確に把握しなければならないと考えます。そこで私たちは、主にブナ林とミズナラ林を対象に方形区毎木調査を行い、有峰の森林の基礎データを報告することにしています。

 この調査は、直接森林の保護に結びつくものではありませんが、長期的にブナ林がどのように変化していくかを見るうえで意味のあるデータを提供できると思っています。その意味で、「15 陸の豊かさも守ろう」に紐づく活動と考えています。

 

〔2018年11月10日 富山県自然科学部研究発表会のポスター〕

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 2018年の学びの森の活動中、有峰湖北西の谷筋において大規模な倒木が起こっていたことを発見しました。熱波、強風、豪雨等の異常気象が増加していることを考えると、有峰の森林が安定した状態で保たれるとは思えません。継続的な観察が必要と考え、今後も研究を継続します。

 

 

〔2018年8月24日 日本進化学会でのポスター発表(東京大学駒場キャンパス)〕

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《自然科学部生徒研修会(2019.1.27)》

 2019年1月27日(日)に富山県自然科学部生徒研修会が開催され、県内の科学系部活動の生徒と教員が、カードゲーム「2030 SDGs」を体験しました。

 本校からは、1・2年生あわせて10名の生徒が研修会に参加しました。

 

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 本校の自然科学部員はこれまでに数回経験していますが(多い生徒で3回も)、今回は次の2つを目的として参加しました。

 ① 他校の生徒と親睦を深める。

 ② SDGs 17のゴールの実現に向けて、実際に進行している社会プロジェクトが

   どのようなものかを学ぶ。

 

 〔活動の様子〕

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  (個人が特定されないよう画像を加工しています)

 

 今回の参加校は、本校の他に富山国際大学付属高等学校、滑川高等学校、上市高等学校でした。 教師と生徒を合わせて33名の参加者であり、2つのカードキットを使っての2世界同時の展開(パラレルワールド)となりました。

 前半8分 ⇒ 202X年の中間発表 ⇒ 後半15分 ⇒ 2030年の最終発表 を経て、次の結果となりました。

 

 [ ワールド A ]              

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 [ ワールド B ]

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 なんと、2世界とも全達成となりました。

 これは、今回で4度目のゲーム体験となる生徒が、経済の暴走を防ぐために他校の参加者に積極的に働きかけ、環境と社会が回復不可能な状態に陥るのを防いだためと考えられます。初めての参加者が多い場合は一般的に経済優先型の世界になりがちですが、そのようにならなかったことはユニークな結果と言えます。

 現実の世界にも、経済・環境・社会のバランスを意識してリーダーシップを発揮できる人が増えなければなりませんね。このゲームを経験した生徒達が、協働で社会課題を解決できる立派な大人に成長することを期待します。

 

 活動の振り返りは、未来型読書法である「アクティブ・ブック・ダイアローグ®」(ABD)による学び合いでした。今回活用した本は、『未来を変える目標 SDGs アイディアブック』(一般社団法人 Think the Earth)です。各ゴールと関連した社会行動を学び、リレープレゼンを行いました。初めての活動で戸惑う生徒もいましたが、参加者全員が頑張っていました。科学部の活動においては、ABDはプレゼンテーション力の向上に有効な手法であると再認識させられました。

 

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 今回紹介するのはここまでです。

 その他にも、部活動としては「13 気候変動に具体的な対策を」に紐づく気象研究(台風に関連した研究)も行っています。

 森林・気象研究ともに進展が見られたら次の記事を掲載しますので、お楽しみに!

 

 

 

 

 

 前回の更新からかなりの間隔があいてしまいました。失礼しました。

 今後少しずつ更新していきます。

 北日本新聞社様のWebunに過去の記事が掲載されておりますので、そちらもご覧ください。

 『   』の中は、記事の見出しです。

   

『アカハライモリ研究 大阪で23日発表 富山第一高自然科学部2人入賞』(Webun 2018年12月15日 01:04)

 

【結果報告】

 2018年12月23日(日)、大阪明星学園明星中学校・明星高等学校で開催された「サイエンスキャッスル2018関西大会」で研究成果を発表し、優秀賞長浜バイオ大学賞を受賞しました。

 優秀賞は61校130演題の上位12校に与えられる賞です。

 長浜バイオ大学賞は最優秀賞(1演題)に次ぐ5題の賞の一つです。

 

《大会2週間前のweb面談のようす》

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《口頭発表》

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《表彰式》

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『県内2校優良入賞 坊ちゃん科学賞コンテスト』 (Webun 2018年10月31日 23:37)

 高校生の科学研究を奨励する「坊ちゃん科学賞コンテスト」(主催:東京理科大学)で優良入賞を受賞しました。 

 

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 『イモリ観察で優秀賞 富山第一高自然科学部 中高生の学会 2方向からふ化撮影』(Webun 2017年12月29日 22:04)

 

 「サイエンスキャッスル2017関西大会」において優秀賞を受賞しました。

  

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