どんな時も、学びを止めない。
学校と家庭をオンラインでつないで授業をおこなう、「オンラインデー」。
コロナ禍を経て当たり前となったオンライン授業ですが、次にいつ必要になるかはわかりません。実際に、台風や大雪、震災による交通遮断、インフルエンザ学級閉鎖など登校できないさまざまな状況が想定されます。
そこで、教員、生徒ともにオンライン授業の実践を忘れず、いざというときにすみやかに対応できるよう、本校では定期的に「オンラインデー」を実践しています。
朝のホームルームで、「おはようございます!」と、タブレット上で挨拶をかわし、1限の授業に向かう様子は新鮮。今年度2回目の実施ということもあり、教員、生徒ともに慣れた様子で授業を進めていました。
生徒は自宅からタブレットで授業に参加。教員は生徒のいない教室で、授業を行います。いつも通りの時間割にしたがって、各教科の授業が行われます。
オンライン授業では、ICTツールの強みを活かした授業展開が重要になります。本校では、ツールを効果的に活用する教員研修を実施しています。教員は、教科や単元の特性を考え、家庭で効率的に学べるよう工夫を重ね、授業を組立てています。
能登半島地震後には、避難先でオンライン授業に参加することで学び続けられた事例も報告されています。
「どんな時も、学びを止めない。」
「登校できない日も、1コマの授業を大切にする。」
今後も当たり前のことを当たり前に徹底し、生徒一人ひとりの成長を支える教育を目指します。
生徒がいない、しんとした校舎。明日からはまた通常の授業に戻ります。