3月2日(土) 第63回卒業証書授与式を挙行しました。
雪の降る厳かな雰囲気の中、卒業式が執り行われ、409名が卒業いたしました。入退場の吹奏楽の生演奏が式に花を添え、国歌、校歌そして仰げば尊しの斉唱も復活しました。また、例年のYouTubeによるライブ配信もおこない、多くの方にお祝いをいただき笑顔と涙のあふれる卒業式となりました。
卒業生を代表して南君が卒業証書を、また3年間の集大成として、優良賞・皆勤賞・功労賞をそれぞれの代表者が受け取りました。学校長からは「進む道はそれぞれ異なるが、本校で学んだ・獲得した力を多くの人のために活用し、強くたくましく道を切り開いてほしい。」と式辞がありました。
また、高倉君が理事長賞を受け取りました。副理事長からは、「未来の社会を共に創っていく仲間として、どのような自分になりどのような社会を創っていきたいか、という問いと真摯に向き合い、それぞれの答えを見つけてほしい。」と告辞がありました。
2年生の山口君による送辞では「落ち込んでいる時に先輩方から励ましの声をかけていただいたこと、先輩方との時間は幸せな時間だったこと、先輩方が胸を張って母校を誇れることができるよう伝統を引き継ぎ、さらに発展させていきたい。」と感謝と決意の言葉がおくられました。
卒業生からは、井上さんが「部活動において結果が伴わなかった辛い経験を仲間と乗り越えられたこと、顧問の先生が1人の人間として大きく成長させてくれたこと、憧れのコートに立てたことを一生忘れません。富山第一高校に来て本当に良かった。」と答辞のお別れの言葉がありました。
朝から雪が降っていた空にも、卒業生が玄関から旅達つ頃には日が差し、卒業生を祝っているようでした。卒業生の活躍を祈っております。